アイドルグループ「乃木坂46」の岩本蓮加さんが4月2日、東京都内で行われた主演映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(三宅伸行監督)の公開記念舞台あいさつに登壇。岩本さんはダブル主演を務めた故・宝田明さんとの思い出について聞かれると、「いつも『孫のようだ』と言ってくださって。(撮影裏でも)演技の話とか固い感じではなく、会う度に『キレイになったね』とかって言ってくださったり。いつも笑顔で接していただきました」としみじみと振り返った。
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宝田さんとの最後の思い出について聞かれると「(3月の舞台あいさつで)久しぶりにお会いすることになって。その時も『またキレイになって』って(笑い)。いつも安心感を与えてもらっていました」と語っていた。
舞台あいさつには宝田さんのパネルも登場。宝田さんに黙祷をささげる時間もあった。司会から「(宝田さんも)見守ってくれていますよね」と聞かれた岩本さんは「はい」と深くうなずいていた。舞台あいさつには三宅監督も登壇した。
映画は「桜の季節」と「終活」をテーマに、終活アドバイザーのアルバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本さん)と、同僚の老紳士・敬三(宝田さん)との心温まる交流を描くヒューマンストーリー。3月14日に逝去した宝田さんの遺作となった。
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