イタリア1部ACミランが今夏の獲得に向けてスペイン1部レアル・マドリードに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイル(32)と接触していた。

 イタリアメディア「sempremilan」によると、ACミランのチームディレクターで元イタリア代表のパオロ・マルディーニ氏は今シーズン限りでRマドリードと契約満了でフリーとなるベイルの獲得に興味を示し、代理人にコンタクトを取り、夏以降の去就や年俸、条件面などを確認したという。

 すでにベイルはRマドリードと契約を更新しない方針で来季は古巣イングランド・プレミアリーグのトットナムや地元のカーディフ入りが有力視される中、現役引退やプロゴルファー転向の可能性も各メディアで報じられている。最終決定はウェールズ代表が欧州予選プレーオフ決勝でスコットランドとウクライナの勝者と激突し、W杯に出場できるかどうかにかかっていると伝えられる中、ACミランは積極的に動く構えのようだ。

 今季のベイルは負傷などの影響もあってリーグ戦4試合出場に留まっているが、ウェールズ代表では素晴らしいパフォーマンスを発揮。名門ACミランの参入で今オフにベイルの大争奪戦が展開されそうだ。