韓国のダンス&ボーカルグループ「スーパージュニア」が3日、さいたまスーパーアリーナでコンサートを開催した。日本公演は2年ぶりで、今回は2~4日の3日間公演。

 開演前にメンバーが取材に対応した。リーダーのイトゥク(38)は「久しぶりの(日本)入国で日本語をかなり忘れていたみたい。空港のイミグレーションで空港関係者と話した」と出入国審査でのやり取りを告白。新型コロナウイルスにかかったことはあるか、37度以上の熱はあるか、など空港関係者に質問されるたびに「『ハイ』と答えた」という。とんでもないやり取りになってしまい、「笑えない話だった」と頭をかいた。

 前日2日の公演では、メンバー全員が久しぶりの日本公演に感慨に浸ったという。ウニョク(35)は客席前列の客が涙している姿を見て、自分も「涙がこぼれた」。

 ステージ上で歌詞を間違うなどしたメンバーは他のメンバーに罰金を払うことを事前に決めていたといい、「泣いてしまったので歌詞を間違った。5万ウォン(約5000円)払わなければいけない」と苦笑いした。

 この日は「★BAMBINA★」など全12曲を熱唱した。3日間で計4万5000人を動員予定。