元中日監督で野球評論家の落合博満氏(68)の〝予言的中〟にネット上の阪神ファンから注目が集まっている。

 セ・リーグワースト記録の開幕9連敗を喫した阪神は5日のDeNA戦(甲子園)を西勇輝が完封し、4―0で待望の今季初白星を挙げた。

 なかなか初勝利をつかめなかった阪神をめぐっては、落合氏が3日放送の「サンデースポーツ」(NHK)に出演した際、連敗の打開策を語っていた。

 落合氏は勝ち方について「エース級のピッチャーがゼロで抑えるか、打撃戦。打撃戦で先に点を取って。10対9でいいから、1点差で止めるというのが次の流れに入ってくるんじゃないか」と解説。続けて「あとは甲子園球場に戻ってどういう野球をやるかが、連敗を止める策になるんじゃないかな」とセンバツが終わり、本拠地に戻ることの効果を指摘していた。

 ネット上では虎党からの喜びの声が上がるとともに、甲子園でエース格・西勇の完封勝利で連敗街道を脱出したことで「落合さんの言ってたとおりになったな」「甲子園は流れが変わるんだな」と落合氏の予言解説に驚きの反応が広がっている。