わたしの幸せな結婚:人気小説がアニメ化 美世役に上田麗奈 石川界人が清霞に キネマシトラス制作

「わたしの幸せな結婚」のビジュアル(C)顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会
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「わたしの幸せな結婚」のビジュアル(C)顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会

 富士見L文庫(KADOKAWA)の顎木あくみさんの小説「わたしの幸せな結婚」がアニメ化されることが分かった。久保田雄大さんが監督を務め、キネマシトラスが制作する。上田麗奈さんが実母を亡くしてから実家で使用人として生活する斎森美世、石川界人さんが名家の当主の久堂清霞をそれぞれ演じる。

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 石川さんは「朗読劇で演じさせていただいてからまさかアニメーションでも関わらせていただけるとは思っていなかったので本当にうれしいです。清霞や美世の繊細な想(おも)いの変化や複雑な人間関係が、アニメになってどのように表現されていくのか今から楽しみです。ゆっくりと、しかし確かな形で2人の関係が築き上げられていく様子に原作を読む手が止まらなかったことを今でも覚えています。人との出会いで人間はこうも変わることができるのだと気づかせてくれた作品です。改めて原作を読み返して収録に臨み、彼らの繊細な想いの変化を演じていければと思います」とコメント。

 上田さんは「まさかアニメでも美世ちゃんを担当することが出来るなんて、すごく……すごくうれしいです。PVからはじまり朗読劇もお声がけいただけて、思えば長いお付き合いになりますね。一ファンとしても、この物語がアニメでどう描かれていくのか楽しみでなりません。旦那様と共に成長していくすてきな美世ちゃんを、皆様にも感じていただけるよう、精いっぱい頑張ります。ぜひ見守っていただけますと幸いです」と話している。

 同作は、名家に生まれたが、実母が亡くなり、継母と義母妹に虐げられて育った斎森美世が、冷酷無慈悲とウワサの若き軍人で名家の当主の久堂清霞と結婚を命じられる……というストーリー。コミカライズも人気を集めており、シリーズ累計発行部数は400万部以上。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:久保田雄大▽設定・監修:阿保孝雄▽シリーズ構成・脚本:佐藤亜美、大西雄仁、豊田百香▽キャラクターデザイン:安田祥子▽色彩設計:岡松杏奈▽美術監督:片野坂恵美(インスパイア―ド)▽美術アドバイザー:増山修▽美術設定:菱沼由典、曽野由大、吉崎正樹▽▽プロップ:高倉武史、ヒラタリョウ、みき尾▽撮影監督:江間常高(T2 スタジオ)▽3DCG監督:越田祐史(スタジオポメロ)▽着物デザイン:HALKA▽編集:黒澤雅之▽音楽:Evan Call▽音楽スーパーバイザー:池田貴博▽音楽制作:ミラクル・バス▽音響監督:小泉紀介▽音響制作:グロービジョン▽脚本開発協力:森本浩二▽アニメーション制作:キネマシトラス

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