アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーでタレントの生稲晃子氏(53)が6日、今夏の参議院選挙で東京選挙区からの立候補を正式に表明。会見で芸能界、女性アナウンサー出身の自民党女性議員たちについて言及した。

 生稲氏と自民党との関係は、2007年に萩生田光一経済産業相と同党機関紙「自由民主」の対談でスタート。2016年、「働き方改革実現会議」の有識者委員会メンバーに選ばれた際、当時の世耕弘成経産相と知り合い、同氏からのプッシュを受け、今月4日に政界進出の決意をしたという。

「(自民党東京都連会長の)萩生田氏とは対談で初めてお会いした。世耕氏は働き方改革実現会議での私を見てくれていました。『自分の言い続けたことを国会で生かしていったらどうか』というお話をいただきました」(生稲氏)

 今度の参院選では三原じゅん子参院議員が神奈川選挙区、元「スピード」の今井絵理子参院議員は比例代表でそれぞれ公認を受け改選を迎えるが、両氏の存在をどう見ていたのか。

「勉強されて現在に至っているのですごいですし、尊敬に値します。今井絵理子さんとは私と世代が違いますので、仕事でお会いしたことはないのですが、三原じゅん子先生とは舞台でご一緒した。たくさん楽屋で話もしたので、先生をテレビで拝見すると、頑張っている姿がうれしかった」

 この日の会見に付き添った〝女子アナ出身〟の丸川珠代参院議員とは、生活圏が同じ地域だったという。

「日常的に会うことはなかったのですが、丸川先生がアナウンサー時代に番組でご一緒したことがあった。印象に残っているのは、頭の回転が早く、とても元気で明るい方だと思っていた。いま横にいてくれて心強いです」

 晴れて自民党員になった生稲氏。政策については選挙戦までに取りまとめるという。