1980~90年代に人気を集めた北条司さんのマンガ「シティーハンター」の新作劇場版アニメが製作されることが4月8日、明らかになった。新作は、これまでのアニメシリーズに続き、声優の神谷明さんが主人公・冴羽リョウを演じ、3人組ユニット「TM NETWORK」の「GET WILD」がエンディングテーマとして流れる。「GET WILD」が1987年4月8日にリリースされてからちょうど35周年を迎える記念日に新作の製作が発表された。冴羽リョウが登場する特報もYouTubeで公開された。
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原作の北条さんは「新作お待たせしました。アニメ第1話からちょうど35年にあたるこの日に、皆さんにお伝えすることができ感慨深いです。『Get Wild』もエンディングに使用されることが決定しました。内容はまだお話できませんが、今回の新作は、前回とはひと味もふた味も違ったものになりそうです。楽しみに待っていてもらえたらうれしいです」とコメント。
冴羽リョウ役の神谷さんは「知らせを聞いたときはうれしかったですね。永遠のヒーロー、格好いいリョウちゃんが帰ってきます。ストーリー、音楽など、期待を裏切らないすてきな作品にしたいと思っています。『待たせたな。俺を呼んだのは君だろ!』」と話している。
「TM NETWORK」の小室哲哉さんは「『Get Wild』は『シティーハンター』がなかったら生まれていません。35年も愛してもらえるロングセラーのヒット曲なんて、いくら狙っても作れるものではないなと改めて思いました。『Get Wild』はもう『人』のような存在ですね。ありがたいことです。『シティーハンター』最新作、期待しております」とコメントを寄せている。
「Get Wild」の35周年を記念した企画も4月8日にスタートした。特設ページでは、「Get Wild」に関連した音源と映像、テレビアニメ「シティーハンター」の厳選エンディング映像などが公開される。テレビアニメ「シティーハンター」と「Get Wild」のエンディングを誕生させた植田益朗さん、諏訪道彦さん、西岡明芳さんの鼎談(ていだん)も掲載され、3人が誕生秘話を語る。2017年制作のウェブラジオ特番「ゲワイハンター」もリバイバル公開される。
「シティーハンター」は、1985年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まったマンガ。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)冴羽リョウの活躍が描かれた。コミックスの累計発行部数は約5000万部。1987~99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが製作された。2018年にはフランスの実写映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」が公開された。2019年に約29年ぶりとなる劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が公開され、累計興行収入が15億円を突破するなどヒットしたことも話題になった。
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