ボートレース芦屋の「ヴィーナスシリーズ第1戦 芦屋カップ」は10日、予選3日目を開催した。

 平高奈菜が初日後半から破竹の5連勝とし、ここまで6戦オール2連対と絶好調だ。得点率でもトップを独走している。また、同じく6戦オール2連対の寺田千恵が2位、地元期待の川野芽唯が3位で続いている。

 その中で、予選最終日となる4日目(11日)には得点率7・00とし、8位をマークする清埜翔子(30=埼玉)に注目したい。

 この日の4Rは今節2度目の1枠をキッチリ生かして逃げ快勝。「2日目(3、6着)の失敗を踏まえて調整し直したら、やっと合いました」と破顔。その舟足は「出足も伸びもバランス取れて少しずついい。スタートも決めやすいし、ターンでも返ってきた」と分析する。

 4日目は6、2枠出走。準優進出ボーダーを6・00と想定すれば2走8点ノルマとなるが、機は申し分ない。何より2022年後期勝率5・54での芦屋入りするなど、現在A級勝負の真っただ中。「A級キープできるように頑張りたいし、目標の初優勝も目指して行きたい」と闘志を燃やしている。パワフルな走りで準優切符に、級別勝率アップの二兎を追う。