地下アイドル「仮面女子」の月野もあ(28=アーマーガールズ)が9日、東京・秋葉原の常設劇場で生誕ライブを行った。

 コロナの影響を受け、2年ぶりに開催された生誕祭では、得意のベースとフルートを演奏。声出し禁止の会場で笑顔と元気を振りまき、会場を盛り上げた。あいさつでは自身の芸能活動を振り返り「アイドルとして9年、声優として約6年たちました。先日の声優オーディションでは1位になれなかった(3位)けれど、自分の目指す方向を改めて考えました」。

 仮面女子として声優をやっていると片手間にやっていると思われたり、ファンからも「声優を目指していたんだ」と声をかけられたこともあったという。デビュー当初から声の仕事に積極的に取り組んできたが、オーディションの結果をきっかけに改めて「声優としてのポジション確立」を目標にすると宣言した。

 また、アーマーガールズはメンバーの北川美咲が体調不良で3月下旬から療養。瀬名深月は学業のためライブ活動が減るため、平日は月野ひとりになるケースがある。この日は、月野と瀬名、そして仮面女子メンバーの有志(木下友里、森下舞桜、海月咲希=アリス十番。小島夕佳、宮瀬みあ=スチームガールズ)が加わり豪華ユニット〝7人アーマーガールズ〟としてステージに立った。

 月野は「ひとりになる時はアーマーガールズではなく、アーマーガールとしての企画を考えています」とポジティブ発言。瀬名は「アーマーガールズになりたいメンバー募集中です。研究生や候補生には早く昇格してもらいたい」と後輩にゲキを飛ばした。