福岡・博多を拠点とするアイドルグループ「HKT48」が10日、東京・LINE CUBE SHIBUYAでライブツアー東京昼公演を行った。

 ツアーは2019年7月から10月にわたった九州ツアー以来、約3年ぶりの開催となった。

 同公演には、矢吹奈子(20)、竹本くるみ(18)、伊藤優絵瑠(いとう・ゆえる=18)の東京出身メンバーが出演。冒頭MCで、矢吹は「私、言ってみたいことがあって」と切り出し「東京の皆さん、ただいま~!」とあいさつ。竹本も「私もやってみたかった。東京の皆さん、ただいま!」と続けた。

 竹本は「(ツアーで)東京を回らせていただくことが初めてで、すごくうれしいです。HKT48に入っていないころ、オタクとして友達と(ツアーを見に)来ていた。今日はその友達が私のオタクとして来ているんです! 感慨深いです」と振り返っていた。

 伊藤は「友達は…誰も来ておりません!」と笑わせると、「夜にお父さんが来てくれるので、頑張りたい」と意気込んだ。

 中盤のカバー楽曲コーナーでは、矢吹と外薗葉月(23)が「点猫の唄」(Mrs.GREEN APPLE feat.井上苑子)に挑戦。キレイな歌声と息の合ったデュエット歌唱に、会場からは拍手が送られた。

 矢吹は「緊張しすぎて朝の4時半からずっと練習してたんですけど…」と話すと、松岡菜摘は「ちょっと盛ったでしょ」とニヤリ。矢吹が「本当は8時…」と白状すると、メンバーから「盛りすぎ!」と突っ込まれた。

 矢吹は「気持ちは4時半だった」と釈明して笑わせた後に、「これからも頑張りたいと思います!」とさらなるレベルアップを誓った。