新日本プロレスのミスターこと永田裕志(53)が10日、ゼロワンの「20周年&21周年記念大会」として開催された「押忍プレミアム興行」(東京・両国国技館)に登場。ゼロワンの若手に奮起を促した。

 第14試合の8人タッグ戦に小島聡、タイガーマスク、高岩竜一と組んで出場した永田は、現役復帰した若手3人(太嘉文、松永準也、佐藤嗣崇)に〝怪物くん〟こと横井宏考を加えた4人と対戦。2001年3月のゼロワンの旗揚げ戦にも参戦したミスターは、現在進行のゼロワンの若手の力を確かめるように戦った。

 最後は高岩が松永の変型ドライバーに敗れたが、マイクを持った永田は「21年前、確かに橋本真也さんがつくった団体だ。でも、今支えているのはお前らじゃないか? だったら橋本真也の影にとらわれずに、お前らで新しいゼロワンをつくっていけよ」とミスター流の〝エール〟を送った。

 その後、橋本さんの入場曲「爆勝宣言」が鳴り響く中、握手をかわしながら奮起を呼び掛けた。期待に応える若手の飛躍に期待したいところだ。