ゼロワンの「20周年&21周年記念大会」として開催された「押忍プレミアム興行」(10日、東京・両国国技館)で、〝炎の飛龍〟藤波辰爾(68)が、団体の節目を飛龍殺法で祝福した。

 越中詩郎、息子・LEONAと組んだ藤波は藤原喜明、船木誠勝、アレクサンダー大塚と対戦。試合は両軍の技が入り乱れる展開になったが、最後はLEONAの延髄斬りで動きが止まったアレクを藤波がドラゴンスリーパーで捕獲してギブアップを奪った。

 試合後、藤波は「久しぶりでしたけどね。初期の、橋本(真也)がいた頃から知っているからね。これだけ団体が多くなった中でやって残っていくのは大変だから。今日は久々だったけど。また機会があれば? もちろん! 21周年? おめでとうございます」と祝福のメッセージ。

 さらに船木の蹴りなどを受けて胸元を真っ赤に染めたLEONAを見ると「船木と、今度シングルやるか?」と満面の笑みで試練を与えようとしていた。