元衆院議員でタレントの杉村太蔵(42)が13日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に生出演。自民党が11日に、生活困窮者を対象とした支援金給付を政府に提言する方針を固めたことについてコメントした。

 11日に自民党は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う食料やエネルギー価格高騰に対応する緊急対策として、生活困窮者を対象とした支援金給付を政府に提言する方針を固めた。

 提言案に盛り込まれた生活困窮者への支援金の給付対象については「コロナ禍で物価の高騰などに直面し真に生活に困っている人」とされている。

 これに杉村は「最悪な状況ですね。こうやってウクライナ情勢もあって、コロナの状況もあって、物価はこれから上がり続けていくだろうなと。しかも円安でしょ。こうした状況で、じゃあ毎回、これやるんですかと。この物価対策を。毎回、どの水準まで物価が上がると、私たちに10万円をくれるんですか。もうちょっと抜本的に改善していかないと、なかなか難しい」と指摘した。

 さらに「真に困った人を助ける…。生活保護がありますよね。その要件をもうちょっと柔軟に考えられないものかなと。今、お仕事をしてしまうと、もうダメですよと。たとえば物資での提供をするとか、クーポン券を渡すとか。セーフティネットを根本的に議論してもいいんじゃなかなというのが僕の考えですね」と述べた。