嵐の松本潤(38)が主演する23年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会見が15日、オンラインで行われ、杉野遥亮(26)広瀬アリス(27)の大河初出演が発表された。

古沢良太氏が脚本を手がける62作目の大河ドラマ。ナイーブな少年だった徳川家康が、個性派ぞろいの家臣団と困難を乗り越えていく姿を描く。

徳川家臣団のクールな貴公子・榊原康政を演じる杉野は、時代劇へのオファーを受け「所作や難しいことが多いと思っていたので、どうお芝居したらいいのか悩んだ」と振り返った。企画書を読むと「すごくワクワクした」といい、「松本さんの顔がドンとあって、キラキラしていて。これに参加できるのはうれしいなと(出演を)決めました」と語った。松本から「貴公子役ですからね。よりキラキラしていただきたい。期待しています」と声を掛けられると、「頑張ります!」と笑顔で応じた。

広瀬は、家康を支え2代将軍・秀忠の母となる於愛の方を演じ「自分が役者をやる上で大河や朝ドラにはいつか出たいと思っていて、憧れがありました。今回お話をいただいた時はうれしかったです」と喜んだ。役柄の説明には「ユーモラス」とあり、「顔が濃いので時代劇はご縁がないと思っていたけれど、自分に合った役なのかな。これから勉強して、於愛の方を知って、愛情を持って全身全霊で演じたい。松本さんとのシーンが多いと思うので。頼り切ってやりたいと思います」と笑みを浮かべた。

酒井忠次役の大森南朋(50)、本多忠勝役の山田裕貴(31)、井伊直政役の板垣李光人(20)、鳥居元忠役の音尾琢真(46)、服部半蔵役の山田孝之(38)、石川数正役の松重豊(59)も登壇した。