新型コロナウイルスに感染した歌手和田アキ子(72)が、体調が回復したため、17日放送のTBS系レギュラー番組「アッコにおまかせ!」(日曜午前11時45分)で仕事復帰することが16日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)内で発表された。
和田は先週に引き続きラジオを欠席したが、番組にメッセージを寄せ、体調が回復したことや、16日で保健所から指定された自宅待機期間が終了することを報告。垣花正アナウンサーが「今日までアッコさんお休みで明日の『アッコにおまかせ!』から復帰ということになります」と説明した。
和田は長文のメッセージで回復を報告。先週のミッツ・マングローブに続き、この日は山瀬まみが代役を務める中、垣花アナの代読で「みなさんこんにちは、和田アキ子です。まずはカッキー、2週間番組を守ってくれてありがとう。そしてまみ、今日は急なお願いにもかかわらず、ピンチヒッターを引き受けてくれて、本当にありがとう。助かりました。先週出てくれたミッツも本当にありがとう。そしてリスナーの皆さん、2週間お休みしてしまい、申し訳ありません。いつも聞いてくれて、心から感謝しています。私の今の状態はすっかり回復しています。今は喉の痛みも全くなく、せきも出ていません。保健所からは今日まで自宅待機期間と言われていますので、明日から元気な姿をお見せできたらと思います」と伝えられた。
和田はさらに「療養中は完全に1人で自宅隔離だったので、誰にも会えず本当に孤独でさみしかったです。そんな中、たくさんの方からメッセージを頂いて、心からうれしかったし、本当に幸せを感じました。人の優しさに触れて、あらためて人のありがたさを実感しました。カッキーからのメールもすごくうれしかったよ」と感謝。10日に誕生日を迎えたため「療養中に誕生日も重なってしまい、それはそれはたくさんのメッセージを頂きました。最初は返信していたのですが、もうとてもじゃないけど返信できなくなってしまいました。温かいメッセージをくれたのに返信できていない方々、この場をお借りしておわびと心からの感謝を伝えたいと思います。一生忘れられない誕生日になりました」と回想した。
最後は「療養中はいろいろありましたよ~。こんなに家にずっといることは人生で初めてなので、いろんなことに気付きました。しゃべりたいことたくさんあるので、その辺は来週たっぷりお話しさせていただきます。皆さんにご心配おかけしましたが、来週の『アッコのいいかげんに1000回』には元気に帰ってきたいと思います」と、復活を宣言。「今日はカッキー、まみ、よろしくお願いしますね。もちろん家で一言も逃さず聞いてますよ」と迫力のアッコ節も戻り、山瀬は「だから…来るよ最後にやっぱり」と声を震わせて苦笑いした。
和田の感染は7日に所属事務所が発表。6日夜に、のどの痛みを感じ、7日に医療機関で抗原検査を受けたところ陽性が確認された。関係者によると、のどの痛みがつらく、せき込むことがあったとされていた。