元衆院議員の金子恵美氏が16日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。週刊文春に不倫や妊娠中絶の要求などが報じられたお笑いコンビ「天竺鼠」瀬下豊について語った。

 金子氏は「被害女性が声を上げやすいというか、上げることができる時代になったのでこういうことがどんどん上がった来るんだとは思う」と前置きし「ただ私、この方のこの例に関して言うと女性に対して謝罪をして、そして反省する。奥さんが怒っているならそこもケアをするということだけだと思う」と言及した。

 さらに「『芸人を辞める』と一度ね(言っていた)。文春砲を何回も浴びると、弱っていった夫を見てただけに、自暴自棄になってしまって、思わずそう言ってしまうでしょうけど。国会議員は辞めた方がいいんでしょうけど、芸人さんは辞める必要もないし、会社が辞めろというのなら考えるべきですけど、そうじゃない。仕事は続けて頑張ってほしいなとは思う」と自身の夫・宮崎謙介氏の不倫スキャンダルを踏まえ提言した。

 また、不倫された妻への「ケア」の部分について「(不倫の)内容がいくつもあって、話を聞いてたとしても、2人の間で話して分かった事実と、外から聞かされたりこういう報道ではじめて『え? こんなことあったの?』っていうショックはものすごく大きいので、当時は私は彼にそれを言いました。『これ以上聞きたくないから、私はすべてを聞いておきたい』って。もしこれで、次なる事実がどんなにひどいものだとしても受け止めるから、外から聞かされるショックのほうが嫌だなというのは思いました」と経験則を語った。

 進行役の月亭八光が「聞いたんですか?」と驚くと、金子氏は「聞きました。こういう相手を傷つけることはなかったから、よかったですけど。このくらいならまあいいかなっていう」と証言。

 パネラーのなるみが「思ってたよりあった?」と尋ねると、金子氏は「思ってたよりあった」と顔をこわばらせうなずいていた。