ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37=マンチェスター・ユナイテッド)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34=パリ・サンジェルマン)の「どちらがナンバーワン選手か」という終わりのない論争に、こじつけ新解釈が加わった。

 パリSGは14日に来季からグローバルプラットフォーム企業「GOAT」とスポンサー契約を結んだことを発表。来季からユニホームの腕部分に「GOAT」のロゴが入る。フランス紙「レキップ」によると、3年総額4800万ユーロ(約66憶円)だという。この契約を受けて英紙「サン」は「メッシとC・ロナウドの史上最高論争は、ついに終わるかもしれない…」と報じた。

 というのも「GOAT」は日本語に訳せばヤギとなるが、「Greatest Of All Time」の略で「史上最高」という意味で使用され、SNS上ではヤギの絵文字だけでその意味で使うこともある。サッカー界でもメッシやC・ロナウドが〝GOAT〟だと表現されてきた。

 それだけに同紙は、そのロゴが入ったユニホームを着用したメッシがナンバーワンプレーヤーの称号を手に入れたというわけ。シャレも交えた見解だった。

 ただ、新天地で本領を発揮しきれないメッシには今夏の移籍説も根強くある。〝史上最高ユニホーム〟を公式戦使用しない可能性もあるが…。