【カナダ・トロント16日(日本時間17日)発】カーリングプレーヤーズ選手権の準々決勝が行われ、北京五輪女子銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)は、チーム・エイナーソン(カナダ)に3―7で敗戦。4強入りはならなかった。

 終盤に突き放された。序盤から苦しい展開を強いられ、第4エンド(E)終了時点で1―3とリードされたが、第5Eに2点を奪って追いつく。しかし、大会2連覇中の強豪は強かった。第6Eに2点を喫すると、勝負をかけた第7Eはスキップ・藤沢五月のラストショットが惜しくも決まらず、2点のスチールを許した。

 前日の試合はテレビで放映されなかったものの、この日はCSテレ朝チャンネルで生中継。ファンからは「グランドスラム中継の見てるけどマジで面白すぎる!」「カーリング中継見よっと」などと歓喜の声が上がっていた。ただ、勝利を届けることができず、藤沢は「本当に今回は勝ちたかった。みなさんに見てもらう機会をつくっていただいた中で申し訳ない」と頭を下げた。

 とはいえ、北京五輪の活躍があったからこそ、今大会がテレビで放映された。来月には日本選手権を控えているだけに、平昌五輪男子代表の山口剛史(SC軽井沢クラブ)はツイッターで「すごいの連続でした。これがグランドスラム、ロコソラーレありがとう、そしてお疲れ様!次は5月の日本選手権でファイヤーしてください」で熱烈エールを送った。