女子プロレス「スターダム」春の祭典「シンデレラ・トーナメント」2回戦(17日、後楽園ホール)で、なつぽい(26)がウナギ・サヤカを下して準決勝(29日、東京・大田区総合体育館)進出を決めた。

 試合開始のゴングと同時に猛攻にさらされたなつぽいは、オーバー・ザ・トップロープを狙われるなど窮地の連続だった。それでもフロッグスプラッシュにヒザを立てて迎撃して反撃へ。最後はフェアリーストレイン(クロスアーム式ジャーマン)で3カウントを奪った。

「シンデレラトーナメント、ベスト4入り確定しました~!」と勝ち誇ったなつぽいは、ゴムパッチン攻撃まで繰り出してきたウナギに対し「こしゃくな手を使ってくるだろうと思ってたけど…。ウナギさんの作戦がどうなのかはわかんないけど、(ゴムをレフェリーチェックの際に)村山さんに取られて、最後は私が勝っていい気味です」と挑発。最後は「(舞華、ひめかと保持する)アーティストを防衛しつつ、私が絶対ヒロインになります! ぽいっ」と意気込んだ。

 準決勝ではMIRAIとの対戦が決定。優勝候補が軒並み姿を消した波乱続出のトーナメントで初優勝を狙う。