巨人・原辰徳監督(63)が19日の広島戦(東京ドーム)で3安打を放ち、本拠地・東京ドーム歴代最多971安打となった坂本勇人内野手(33)を独特の表現で称えた。

 3号先制ソロを放った坂本の活躍で巨人が3―1で勝利。首位を奪還した指揮官は「先取点取れたって言うのはね、大きいですね。カープからなかなか点がね、入らない状況の中でね」と、主将の一発を評価した。

 背番号6はこの日、3安打で東京ドーム971安打と歴代最多となった。「私は多分、そのうちの8割5分くらいは見ているんじゃないでしょうか」と、指揮官は笑顔。長年、チームを引っ張って来てくれた主将を祝福した。

 坂本は「東京ドームのできた年に僕が生まれたので、たぶん(笑い)。光栄というか、もっともっと積み上げていけるようにやっていきたいなと思います」とニッコリ。同じ1988年生まれの本拠地に親しみを感じている様子だった。