TOKIO松岡昌宏(45)が、このほど東京・六本木のテレビ朝日で、同局系主演ドラマ「家政夫のミタゾノ」(22日スタート、金曜午後11時15分)のトラック出発式に出席した。

松岡が謎の女装家政夫、三田園薫を演じる人気シリーズで、今回でパート5となった。背筋を伸ばし、おなじみとなった家政夫衣装で登場すると「お集まりいただきありがとうございます。痛み入ります」と一礼。自身の顔が大きくプリントされたインパクト抜群の宣伝トラックは、放送開始日まで都内を走行予定で「評判がよければ株式会社TOKIOに言って、六本木にクラブ『ミタゾノ』を開きたいと思います」と、真顔でジョークを飛ばした。

“ヤンキー気質”の家政婦を演じる山本舞香(24)とは、12年の同局系ドラマ「13歳のハローワーク」以来10年ぶりの共演となった。松岡は「やんちゃだった女の子が常識をわきまえちゃって」と笑いつつ、「いい風を吹かせてくれてます」と刺激を受けている様子。当時山本からは「兄貴」と呼ばれていたが、女装姿の今は「ねえさんになってます」と笑顔で語った。

シリーズは30代で始まり、45歳の現在まで三田園を演じ続けている。ライフワークと呼べる作品になりつつあり、松岡は「三田園というキャラクターはいくつになってもやれる。だから、今しかできない三田園をやろうと思ってます」。また「年を重ねてしわが出てきて、おばちゃんになってきたな、っていうのも1つの歴史として面白い」と、この先にも意欲を見せる。

時事ネタを絡めたストーリーも見どころの作品。昨今週刊誌報道や暴露系ユーチューバーが世間を騒がせるが、「何でも出せばいいものではないと思う。隠すところは隠して、惜しみなく出すところは出す。飽きちゃうでしょ? ミステリアスなものに人は魅力を感じるのでは」と語った。