リハビリ調整しているソフトバンク・武田翔太投手(29)が20日、実戦復帰した。宮崎キャンプ序盤に発症した広背筋付着部炎のため出遅れていたが、四国IL・徳島との交流戦(タマスタ筑後)に先発。予定の2イニングを1安打無失点に抑えた。26球を投げて最速は148キロで、3三振を奪い「投げられたことが前進」と振り返った。

 次回は60~80球を目安に登板する予定。「あとは試合勘だけ。段階はあるが、早く一軍に戻りたい。チームの力にならないといけない立場だと思っている。急いでやりたい」と早期一軍合流へ覚悟を語った。