放送作家の鈴木おさむ氏(49)が20日、文化放送の新ワイド番組「おとなりさん」(月~金曜午前8時~同11時)に初出演。“コロナ後遺症”について語った。

同番組の水曜パーソナリティーを務める鈴木氏は、新型コロナウイルスに感染したため4月6日、同13日の放送を欠席。この日が復帰後初の番組出演となった。

鈴木氏は「後遺症、すごいんですよね」と切り出し、自身の症状について「入院の直前くらいに味覚がなくなったんです。大好きな卵豆腐を食べたら全然おいしくなくて、あれ? と思って。そのあとごはんを食べたら味がしないから、“味覚異常だ”と思いました」と報告。「一度は治ったんですけど、そのあと大好きなお店のカレーをスタッフに中辛で差し入れしてもらって食べたら、めちゃくちゃ辛くて、スタッフに怒っちゃったんですよ。待ちに待ったカレーを激辛と間違えてるぞ、と。すごい辛くて、食べきれなかったくらいでした」と話した。

「次の日は豚丼を差し入れてもらったんですが、一緒についていたチョレギサラダがしょっぱくて食べられなくて。それで、先生に相談したら、味覚過敏だと。僕はスパイスとか塩っ辛いものがものすごくしょっぱく感じる症状でした」という。

中耳炎の症状や、頭痛・倦怠(けんたい)感についても触れ「コロナ後遺症外来というものがあるので、自分の中で抱えるのではなくてそういうものを利用した方がよさそうですね。経験してみて初めて、“これは怖い病気だ”と思った」と伝えた。

番組は、人との距離が遠くなってしまった今、声を通じて、たくさんの人を身近な“おとなりさん”と感じられるようになることを目指す、ご近所型ラジオ番組としてスタートした。