新日本プロレスと米AEWは、6月26日(日本時間同27日)にイリノイ州シカゴの「United Center」で合同興行「AEW×NJPW:Forbidden Door」を開催すると発表した。

 4月20日(同21日)の「AEW DYNAMITE」の番組内に、AEWのトニー・カーン社長と新日本の大張高己社長が登場。

 カーン社長は「世界がコロナ禍を脱し再開を始める中、世界がどよめく〝禁断の扉〟が開こうとしています。今日、我々AEWと新日本プロレスはファン待望の究極のドリームイベント『Forbidden Door』の発表に至りました。この大会を開催する会場はAEWのホームともいえるシカゴで最も歴史のあるUnited Centerです。昨年、CMパンク選手が7年ぶりにプロレスマットに復活を果たした記念すべき会場です。この夏、世界中のファン必見のAEWとニュージャパンによる史上空前の大イベントをぜひご期待ください」とコメントした。

 一方の大張社長は「新日本プロレスは創業以来50年にわたり、皆さまの夢をかなえ続け、元気をご提供し続けてまいりました。特に現在、それは我々だけでなく、プロレス業界全体にとって極めて重要な使命です。我々は単に扉を開けるだけではありません。我々新日本プロレスは、『禁断の扉』の向こう側で、本物のストロングスタイルをお見せします」と語った。

 この他、AEWのアダム・コールがビジョンでメッセージを出したほか、バレットクラブのジェイ・ホワイトがステージに登場した。

 これまでAEWマットにはKENTA、永田裕志、小島聡、石井智宏、鈴木みのる、ロッキー・ロメロらが参戦。一方、新日本の米国大会にジョン・モクスリー、ランス・アーチャーが参戦するなどの交流があった。

 両団体の本格な合同興行は初で、世界が注目する大会になりそうだ。