ボートレース桐生の「第25回東京スポーツ杯」は21日の最終日、12Rで優勝戦を行い、西村拓也(35=大阪)がインから逃げて今年2回目、通算35回目の優勝を飾った。

 進入は展示通り枠なり3対3。「起こしはモサッとしていた。だから展示より遅いと思ったが割と行けた。飯山(泰)さんの伸びが気になったけど隊形的に良かった」とコンマ07のトップスタートから逃げ切った。

「でも合ってなかった。1Mのターンの入りも50点くらい」と優勝でも厳しい自己採点。それでも終わってみればオール3連対でのVに「エンジンの後押しがあった。エンジンさまさま」と74号機に感謝した。

 1月の住之江に続く2度目のV。「優勝回数を意識できるようになってきた。本当は記念で勝てればいいけど、強い人は一般戦で勝ち切るイメージがある。そうなれるように」と来年3月のSGクラシック(平和島)も視野に入れている。