ピーター・パン、成人になる――。女優の吉柳咲良(18)が21日、東京都目黒区の大圓寺で取材会を行った。

 22日に18歳の誕生日を迎える吉柳は今年4月の改正民法の施行で晴れて成人の仲間入り。2016年にホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、17年からミュージカル「ピーター・パン」の主役を務めている。

 さらに木村拓哉主演ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日)ではボクシング部のマネジャー役で出演すなど活躍の幅を広げている。

 成人になったことについて吉柳は「ピーター・パンは永遠に子供のままなんですけど。私自身は演じていくうえで大人になっていくぶんにはすごくいいことなのかなと思ってます。実感はないけどすごくうれしいです」と笑顔を見せた。

 お寺参りの絵馬には「少年からヒロインへ!!」としたためた。吉柳は「自分の素はピーター・パンに近くて女子力がない方だと思うんで(笑い)。女子力を付けて映画のヒロインになりたいなという気持ちも込めて書かせていただきました」。

 木村との共演について問われると「木村さんのおかげで和気あいあいとしてます。マネージャー役なんでボクシングをするシーンはないんですけど木村さんが『こうやってやるんだよ』って教えてくれてジャブとストレートは打てるようになりました」と撮影現場でのエピソードを明かした。

 報道陣から「ピーター・パンみたいに少年のような男性と木村さんのような大人な男性。どちらかがタイプ?」と問われると「あはは。木村さんのような大人な方が好きです。少年のような方も素敵ですけど大人の魅力を感じる方のほうが惹かれることが多いかもしれないですね」と恥ずかしそうに話していた。