22日に18歳の誕生日を迎えた女優吉柳咲良が21日、東京・目黒の大円寺で、晴れ着姿でお寺参りを行った。4月に民法が改正され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたことから、新成人としての抱負を語った。

吉柳は「実感はわいていないのですが、気持ちを引き締めて、1歩前に進められるように頑張りたい。大人の女性になれるように女子力をつけたい。ヒロインもやりたいな」などと語り、奉納した絵馬には「少年からヒロインへ」と書いた。

デビュー前から憧れの女性にとして挙げてきた女優石原さとみ(35)が、目指す大人の女性像だという。「憧れは12歳の時から変わりません。ドラマとかを見ていて、私も石原さんのようにきれいになって、聡明(そうめい)な女性になれるといいなと思っています」。

主演のミュージカル「ピーター・パン」(7月23日初日、東京国際フォーラムホールC)は今年で5回目となるほか、木村拓哉(49)が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「未来への10カウント」(木曜午後9時)にも、男子にモテモテのボクシング部マネジャー役で出演するなど忙しい。マネジャー役のため、ボクシングシーンはないが、陰で練習していると木村が教えてくれたという。「緊張感ある現場ですが、木村さんがいろんな話をしてくれて、和気あいあいな雰囲気です。ボクシングのジャブを、ギャルとかギャグとか言い換えて楽しんでいます」。

ピーター・パンについては「新成人なので意識も変わると思いますが、子どもに戻れる場所なので深く考えすぎず、みなさんがハッピーな気持ちになれるような作品にしたいです。全力で楽しむことが、ハッピーな気持ちが伝わると思っています」。ただ、好きな男性のタイプは少年のような心を持った男性よりは「大人の魅力を感じる方に心はひかれます」。

絵馬に書いた「ヒロイン」については「恋愛ものというよりは、アクションが好きなので、闘うヒロインを演じたいです。実家が空手道場でもあるので、戦う女の人がかっこいい。サンドバッグを蹴るのが好きです」と笑顔を見せた。