川栄李奈、しんちゃんから「カムカム」を絶賛される！「涙なしじゃ見られなかったゾ」
女優の川栄李奈が23日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の公開記念舞台あいさつに出席し、野原しんのすけから絶賛の言葉を送られる一幕があった。この日は川栄とともにゲスト声優を務めたハライチ（岩井勇気、澤部佑）、声優の小林由美子（しんのすけ役）、監督を務めた橋本昌和も登壇した。
本作は、臼井儀人のコミックを原作にしたアニメシリーズの劇場版30作目。主人公・野原しんのすけが忍者の子孫だったことが判明し、地球存亡を懸けた闘いに巻き込まれる様を描く。川栄は、野原家に突然現れてしんのすけの本当の母親を名乗る女性・屁祖隠（へそがくれ）ちよめの声を担当した。
登壇し、しんちゃんから見どころを聞かれた川栄は「見どころはしんちゃん」と即答。「しんちゃんの良さがすごく詰まっていると思います。たいていふざけていることが多いけど、映画になると、いろんなしんちゃんが出てきて、母性本能をくすぐられます。しんちゃんがかっこいい、もっと好きになる映画でした」とべた褒め。
これにはしんちゃんも大喜びで「結婚式いつにする～？」とニヤケ顔。さらに、川栄が3代目ヒロインとして出演し、先日放送が終わった連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にも触れ、「カムカムエヴリバディ、よかったよ～。涙なしじゃ見られなかったゾ」といじるなど、終始ご機嫌なトークを披露した。
また、ハライチの2人も、本作のために書き下ろした漫才を壇上で生披露して、会場の拍手を浴びた。映画にはないネタも盛り込んだネタだといい、澤部は「映画館でなかなか（漫才を）やる機会もないので嬉しかったです」と照れ笑い。川栄も「映画で見たネタが生で見れると思わなかったので嬉しいです」と感激の表情を見せた。
終盤はゴールデンウィークの思い出を登壇者が披露しあったが、川栄は「BBQ」と回答。「ゴールデンウィークになると、お父さんさんが釣りが好きだったので、川へ行って、川で家族でバーベキューをしていました。わたしは焼く係でしたが、すごく思い出に残っています」と懐かしそうに振り返る。
さらに、しんのすけ役の小林も「30作品目にふさわしい、30年分のいろんなものが詰まった一作。感動しました」とコメント。川栄の演技やハライチのこの日の漫才については「川栄さんは流石の演技力と抜群のセンスでした。いろいろと勉強になりました。ハライチのお二人も生で漫才を見ることができてめちゃくちゃ嬉しかったです」と感想を述べた。（取材・文：名鹿祥史）
『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』は4月22日より全国東宝系にて公開中
