ボートレース下関のナイターGⅢ「オールレディース ジュエルセブンカップ」は25日、予選最終日を迎える。5走3勝2着1本の宇野弥生が得点率10・20でトップに立つ。5走2勝オール3連対の山川美由紀が2位につける。3位以下も差はなく準優好枠争いは激戦模様だ。

 リズム、舟足ともに上向いて勢いならナンバーワンと言ってもおかしくないのが松尾夏海(30=香川)。3日目前半5R5コースからコンマ07のトップスタートを放つとまくり一閃。シリーズ2勝目をゲット。12Rは絶好枠から逃げ切り快勝。3日目連勝で得点率は8位までジャンプアップ。「足は3日目が一番マシでした。回り足が良くて進んでいる感じがあった。伸びもレースで下がることはない」と相棒54号機も上向き、笑顔を見せた。

 当地は昨年7月以来の参戦。過去2回はオールレディースで予選をクリアしている。「下関は好きですよ。乗りやすいし相性はいい」と好印象だ。

 昨年末の福岡GⅢクイーンズクライマックスシリーズでデビュー初優勝。今年はここまで予選落ちが2月の鳴門GⅠ四国地区選だけと安定感が光る。2022年後期適用勝率も6点台後半と自己最高を大幅に更新中とまさに充実一途。この勢いなら予選最終日も好走。準優好枠をゲットする可能性も十分だ。