男性歌謡グループ「純烈」が24日、関西の拠点とも言える大阪・箕面温泉スパーガーデンで約2年2カ月ぶりに有観客ライブを開催した。

コロナ禍以降、関西のスーパー銭湯でのライブは初めて。メンバー4人のうち小田井涼平(51)が今年末でグループでの活動を終了することを受け、リーダーの酒井一圭(46)は「3人ではやらない。1人か2人、引き入れる」と今夏をメドに新メンバーを決めることを明かした。

ソーシャルディスタンスを保って着席した約210人のファンがペンライトを振る中、新曲「君を奪い去りたい」など10曲を熱唱した。酒井は新メンバーの選考基準について「年齢は30~50代。身長1メートル75センチから2メートルまで。オーディションではなく、“酒井フィルター”で選ぶ」とした。最後に「紅白で小田井さんを送り出したい」と5年連続のNHK紅白歌合戦の出場を誓った。【松浦隆司】