目指すはモー娘、AKBか? ムード歌謡グループ「純烈」が24日、大阪・箕面の「箕面温泉スパーガーデン」でライブを開催した。

〝スーパー銭湯アイドル〟としてブレークした純烈が、〝西の拠点〟と話す同所でライブを行うのは2020年2月22日以来、2年2か月ぶり。チケットは発売から20秒で完売したそうで、リーダーの酒井一圭(46)は「20秒? 2秒? ウソやろ」とニヤリ。プラチナチケットをゲットしたファン212名を前に、昨年末のNHK紅白歌合戦で披露した「君がそばにいるから」など全10曲を熱唱した。

 純烈では、大阪出身で子供のころスパーガーデンによく来ていたという小田井涼平(51)が先日、今年いっぱいでのグループ脱退を発表した。

 酒井は、小田井卒業後のグループについて「3人ではやれへん。何人か入れる」と新メンバー投入を示唆。オーディションを行う予定はないというが、「(ファンは)30~50代くらいがいいらしい。背も高い方がいいらしい。後上翔太が179センチなので、175センチ~2メートルくらいまでにしましょか。今年の夏くらいまでに結論出さないと、来年の新曲とかにも影響する。酒井フィルターを通してプロデュースするので、それまでにいかに出会えるか」とメンバー像を思い描いた。

 テレビ局関係者は「紅白には4年連続出場、ドラマ『俺の家の話』では純烈そっくりの『純沢』というグループが登場するなど、純烈はムード歌謡グループとして確固たる地位を築いている。ライブはいつも年配の女性でいっぱいで、人気は定着しているから、それこそ『モーニング娘。』や『AKB48』などの女性アイドルグループのように、メンバーを入れ替えながらでも継続していけるのでは」と指摘した。

 酒井は「(新メンバーが)いきなり人気出たら、俺ら3人嫉妬するな。太ったメガネでも入れて、俺を引き立てさせようかな」とおどけたが、今後はモー娘やAKBのように、メンバーの卒業と新加入を繰り返しながら純烈を継続するかもしれない?