テレビ朝日の玉川徹氏が25日に「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。北海道・知床半島沖のオホーツク海で乗員乗客26人を乗せた観光船が安否不明となり、10人の死亡が確認された事故について持論を述べた。

 よく北海道に行くという玉川氏は「行きたいと思っていたところなんですけどね」と話しつつ、利用者として気を付けることを語った。

「利用者側からすると何も分からない。この天候が安全なのか安全じゃないのか。向かう場所にどれくらい浅瀬があって、前回も座礁しているわけですよね。そういうことも(利用者は)調べたりしないですよね」と利用者には情報がないことを指摘した。

 その上で「利用者側として身を守るためにどうしたらいいのか僕も考えた。水温が一桁だと1時間くらいで意識を失う。救命胴衣を身に着けて海に逃れたとしても1時間以内に救助が届かないと意識を失ってしまう」と水温が一つの指標になるとした。

「今回は事故が起きてから救助が届くまでに2時間かかっている。海に放り投げられても意識を保って自分で頑張れってできる時間はどれくらいだと。その水温は何度くらいなのかを僕なら考えます」

 現場では今も捜索が続いている。