仙台市は26日、フィギュアスケート男子のソチ&平昌五輪2連覇の羽生結弦(27=ANA)へ「第5期仙台観光アンバサダー」を委嘱したことを発表した。

 羽生は2014年4月に故郷の宮城・仙台市の観光アンバサダーに就任。これまで8年間にわたって仙台市の観光PRに行ってきたが、さらに2024年4月25日まで2年間延長することとなった。

 これまで羽生は仙台市の観光ガイドブックやポスターのモデルなどでPR活動に尽力。同市の観光課によると「引き続きお願いできますかとお話ししたところ、快く受けていただきました。今までと同じように仙台市のPRをしていただけるとのことでした」と話している。今後の具体的な活動内容については「先方と相談しながら」としている。

 羽生は2月の北京五輪で人類初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦したが、成功に至らず4位。今後の進退については「フィールドは問わないって自分の中では思ってます」「羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら極めていけたら」と話している。