俳優山田孝之(38)が、26日、都内で、監督として参加した「MIRRORLIAR FILMS Season3」(5月6日公開)の完成披露上映会に登壇した。

年齢や性別、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越えて”変化”をテーマに短編映画を製作し、オムニバス形式で公開するプロジェクト。発起人である山田の監督作「沙良ちゃんの休日」には南沙良(19)が出演する。晴れた日に道を歩く女と男の不可思議な関係を描く、想像力をかき立てる作品。

山田は”クセの強い”マイクの持ち方で「こういう場で緊張感がなくて、ごめんなさい」とあいさつ。「感無量でございます。本当に楽しかったですね」と言うと、南は「はい…」と苦笑い。山田は「あんまり楽しくなかったみたいですね…」とユーモアのある返しで会場を沸かせた。プロジェクトについても、「みんな(作品は)バラバラですよね。僕のを含めて素晴らしかったと思います。皆さんの顔、大満足ですもんね?」と笑いを誘った。

山田の監督作品に主演で参加した南は、「短編映画の『人生の一瞬を撮ればいい』みたいな勢いが好きで。短編でしか伝わらないものがあると思います」と作品への思いを語った。山田との作品作りについては「以前ご一緒した時も、またやれたら良いなと思っていたので、光栄でした。楽しかったです」。

この日は、奈緒(29)平野虎冴(12)吉村界人(29)野崎浩貴監督(33)林隆行監督(34)も出席した。