人気漫画「ゴールデンカムイ」のイラストや民具などの関連資料を展示した「ゴールデンカムイ展」(東京ドームシティギャラリーアーモ、28日~6月26日)の取材会が27日、同所で行われ、同作のファンであるお笑いコンビ錦鯉が出席した。

同作の登場人物である白石由竹に似ていると言われる長谷川雅紀(50)は「テレビ番組のロケで網走刑務所に行った時に撮影した写真をSNSに載せたら、似ていると言われるようになりました」とし、白石の衣装で登場。

白石が脱獄王であることから相方の渡辺隆(44)に「写真を見て脱獄犯かと思いました。刑務所に入っていてもおかしくないからな」と言われると、「俺は無実だぁ」と叫んだ。

さらに、同作の実写化が発表されていることから長谷川が「ぜひとも白石を演じたい」と話すも、渡辺は「何を話しているかわからないからな」と返された。

渡辺はハプニングを起こすところが、長谷川と白石は似ているとし「存在するだけで災害になる。漫才で、おかあさーんと叫んだ時に、歯が抜けてしまい、アクリル板に跳ね返ってしまったんです」。

長谷川は「人生で初めて。慌てて拾いました。(白石の得意技の)関節は外せないけど、歯は抜けます」と笑わせた。

ゴールデンカムイの魅力について、渡辺は「ロマンですかね。男の子の好きなものがすべて詰まっている。フィクションとノンフィクションがこれだけ融合できるのか、野田先生の取材力に情熱を感じました」とし、展覧会についても「作品を読んだ方はもちろん、読んでない方も楽しめます」とPRした。