巨人・原辰徳監督(63)が3―10と大敗した30日の阪神戦(東京ドーム)後、8回から途中交代した主将・坂本勇人内野手(33)について言及した。

 この日は「2番・遊撃」で先発出場し、初回に内野安打を放って4打数1安打の働きだった坂本だが、4点ビハインドの8回の守りから湯浅に交代。反撃の機会を狙う中での交代に、球場もザワついた。

 交代の理由について原監督は「ちょっと何か足が…というところなんで、まあ様子を見てというところでしょうね」と説明。元木ヘッドコーチも「別にそんな心配することではないけど、ちょっと様子見ようかなと」と軽症であることを強調した。

 前日の同カードではベンチスタートとなり、最終回に代打で登場した坂本。ここまで打率2割8分3厘、3本塁打、11打点とチームを引っ張ってきた頼れる主将なだけに、なんとか本調子に戻ることが望まれる。