イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)が、今夏にスペイン1部レアル・マドリードへの復帰する可能性が浮上したと英紙「デーリー・ミラー」が報じている

 今季のマンUはC・ロナウドの戦力補強を行いながらもリーグ戦で低迷。来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権(4位以内)獲得も厳しい状況だ。クラブ側は再建を目指すべく、テンハグ監督と来季からの3年契約を締結したが、同紙は「テンハグがベテランストライカー(C・ロナウド)をキーとして見ているかどうかは不明だ。テンハグはエネルギーと若さをベースにした新しいチームづくりを計画しており、C・ロナウドが全試合に出場することは保証されてはいない」と伝えている。

 この状況下は「C・ロナウドにとって気に入らないことだろう」と予想。しかし、古巣であれば状況は大幅に改善されるという。「レアル・マドリードが今夏にC・ロナウドを加入させたら、来季は多くのプレー時間を与えるだろう」と分析する。C・ロナウドは確実に出場機会を得られる環境でプレーするとの見方を示しているというわけだ。

 実際にテンハグ監督は、C・ロナウドについて「自分自身のコーチングに対する考え方は変わらない。私はそれに付随する要求や基準を選手たちに示していく。誰にどんな課題があり、それを満たしていない人は、誰であろうと、その部分を指摘していく。その点では、私は一切譲歩するつもりはない」と語っていただけに、今後の動向が注目される。