千原ジュニアが1日、ABEMA TV「ABEMA的ニュースショー」に出演。コロナ禍における若手芸人のギャラ事情を語った。

 番組では山口県阿武町が新型コロナウイルス関係の臨時特別給付金の振り込みに絡んで、誤って計4630万円を振り込んだニュースを紹介。それを受け、ジュニアは過去に吉本興業が「桂三枝」のギャラを間違えて「桂小枝」に振り込んだケースがあったと笑いを交え証言した。

 その流れでジュニアは「今コロナで、代役、代役ってなるじゃないですか。ほんで本来は代役ってこの人の〝タレント力〟のちょっと上の人を当てるというのが、テレビ局や仕事先にマナーとしてあったのが、今コロナでそんなこと言うてられへんから、本来の人より下のランクの人が助(すけ=代役)で行ったりする」と現状を説明。続けて「ほな、ギャラは(本来出るはずだった)この人のギャラが振り込まれるから、今結構若手がそれで潤ってる」と明かした。

 さらに「こういう言い方したらアレかもしれんけど、ちょっとコロナバブルみたいなんが若手ではあったり。『あの人はナンボやぞ』とか全部分かってるっていう」と特殊な状況になっていると語った。

 これにFUJIWARA・藤本敏史が複雑な表情で「俺、今度とにかく明るい安村の助で行きますけどね…」とかぶせ笑いを誘っていた。