悪性リンパ腫の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」から復帰した元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(59)が、闘病を振り返った。

笠井アナは4月30日にブログを更新し、「4月30日は、私にとっては忘れられない日です 一昨年のこの日、私は4ヶ月半の入院から退院しました」と回想。「悪性リンパ腫なんてわけのわからない『がん』でステージ4で脳にも転移しやすいタイプで通常の治療法では治らないと診断され何よりフリーアナウンサーとなって、わずか2ヶ月でした 死ぬのかなと、覚悟しました」と当時の胸の内を吐露した。

また、「最初の緊急事態宣言のなかでの退院だったので、とても怖かったのを覚えています」ともつづった。「普通であることの幸せをかみしめる 人生を生きる上で何が大切かをもう一度しっかりと考える」などと、あらためて現在の心構えを示している。

笠井アナは悪性リンパ腫の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」の診断を受けて、19年12月に入院。翌20年4月30日に退院し、同年6月に完全寛解を報告した。