イングランド・プレミアリーグのトットナムを率いるアントニオ・コンテ監督(52)の姿勢が疑問視されていると、英紙「デーリー・メール」が伝えている。

 トットナムは1日にレスターに3―1で勝利した。エースのイングランド代表FWハリー・ケインが先制ゴールを決め、韓国代表FW孫興民が2ゴールをマークし、快勝した試合だったが、同紙は「アントニオ・コンテは90分間の多くをカミナリのような顔で過ごした。これ以上何が欲しいのだろうか」と、指揮官が現チームに不満を抱いていることを伝えた。

 コンテ監督は試合後に2人のストライカーを絶賛していたものの、同紙は「彼はトップチームの選手8人を(来季に向けて)自分の期待に応える選手と交代させたいと考えている」と指摘。そのために「トットナムは選手を買うのではなく、売る必要がある」と報じている。

 同紙は、指揮官が放出したい選手については触れていない。ただコンテ監督が理想とするプレーができないイレブンに不満を抱いており、大型補強を求めているのは間違いないようだ。その上で「このクラブは、完全なリセットの準備ができていない」と、来シーズンの大幅入れ替えには否定的と伝えている。