イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(27)にフランス1部モナコ入りが再浮上していると英紙「デーリー・エクスプレス」が伝えている。

 同紙によると、同リーグのアーセナルやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部レアル・マドリードが大きな関心を示しているモナコのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ(22)について、リバプールのユルゲン・クロップ監督も今夏の獲得に興味を持っているという。

 リバプールは移籍金100億円超ながらも争奪戦となりそうなチュアメニ獲得に向けて自クラブの3選手とのトレードを計画しているが、今年1月にモナコが獲得オファーを出した南野が有力候補になりそうだ。

 同紙は「南野拓実は2020年1月に加入して以来、インパクトプレーヤーであり、カップ大会のスターターとして資質を示してきた。しかし、彼はクロップの支持を得られず、今年の夏に去ることができる」と指摘した上で「南野は10ゴールと3アシストを記録しており、27歳と最盛期を迎えている。モナコは彼を攻撃に加えるだけでなく、チュアメニと引き換えに少額の移籍金を受け取るという見通しに魅了される可能性がある」と報じている。

 南野は最近ベンチメンバーからも外れることが多くなり、構想外になりつつある。イングランド・プレミアリーグのニューカッスルやリーズも日本代表10番に興味を示しており、今オフの動向が注目されている。