５日放送の日本テレビ系「ダウンタウンＤＸ」に、ダウンタウン結成４０周年を記念し、大阪時代から３５年の関係になる、今田耕司、東野幸治、木村祐一、板尾創路、ほんこんが出演。今田耕司がダウンタウンと大崎洋・現吉本興業会長にドッキリをしかけられた被害を振り返った。

　今田は、１９９３年の特番での「ダウンタウン辞める」ドッキリでは、大崎氏がダウンダウンを連れて吉本を辞めると言いだしたと説明。「始まる前は、ドッキリやでって言うてた」そうだが、大崎氏が吉本脱退後はテレビに出られないとして構想をホワイトボードに書き、トイレ休憩まで設けられたという。

　今田は「これマジやと思って」と慌てたとし、最終的にひとりひとり決断を聞かれ、全員が「残ります」と言ったが、今田だけが「一緒に辞めます」と言った瞬間にネタばらしがあり、「俺もう、会社絶対おられへん思た」と笑わせた。

　松本人志が「それで泣いたんやな」と振ると、「それはまた別です！」と、９６年のフジテレビ「ダウンタウンのごっつええ感じ」だったと説明。

　ここでフジから借りてきたというＶＴＲが紹介され、今田ら「ごっつ」出演者が揃った控え室の隣室で、ダウンタウンと大崎氏が大喧嘩。松本が「２人ともやる気ないのにやったってしゃあないじゃないですか！辞めたんねん！」と怒鳴り、浜田が「こらぁ！」と怒号。今田はダウンタウンとの付き合いから「なんかあったら、俺が止めに入らないと」と緊迫していたそうだが、全員が青ざめているときに、隣室の壁が破れて、三角木馬に乗ったダウンタウンと、ムチを持った大崎氏が登場。今田が「すいません、笑えないです」と泣きだし、東野も「いや、分かる。（今田の）気持ち。ええかげんにしいや」と抗議した。

　赤い手品師のような服を着て、長髪の大崎氏が映っており、ネット上も、当時の映像に「大崎さんいる」「大崎さん出てきたら、そりゃ」「ダウンタウンと大崎さんのケンカは迫力あったなぁ」と反応する投稿が続いた。

　今田は「安堵で、よかったと。（涙が）ぶわーっと」とあふれ出てきたことを回想する一方で、ダウンタウンや大崎氏に大爆笑されたと抗議。さらに「落ち着いたあと、今の岡本社長が俺んとこバーッと来て『泣くてｗ』って言われたんです」と面白がられたこともあかし、「めっちゃ腹立ちました」とボヤいていた。

　番組公式ツイッターには、ラストで撮影が行われた７人の集合写真がアップされている。