ロッテ・佐々木朗希投手(20)が6日のソフトバンク戦(ZOZO)に先発登板した。

 打線に6人の左打者を並べたホークス打線に対し、佐々木は先頭に三森に160キロのストレートから入った。これを三森が打ち上げ遊飛。制球のいい佐々木に対し、ファーストストライクから振ってくるホークス打線の意図が見える初球攻撃だった。

 続く牧原も初球160キロストレートを見逃した後、2球目161キロを空振り、3球目164キロをファウル。そして4球目のフォークをこすって、ボテボテのゴロを一塁線に。これを女房役・松川が処理して倒れ込みながらファーストへ送球するも、牧原の足が速く出塁を許した。

 さらに二死一塁からグラシアルに右前打を許し一、二塁とされた佐々木は、5番・中村にこの回3安打目となる左前打を打たれ、二走・柳田が本塁に突入。これを左翼・菅野がドンピシャのストライク送球で捕殺し、この回無失点。本塁ベースカバーに入っていた佐々木朗は笑みを浮かべながら、菅野に感謝の合図を送っていた。