お笑いコンビ「とんねるず」石橋貴明が6日、ユーチューブチャンネル「貴ちゃんねるず」を更新。ダウンタウンの出演パートにとんねるずが〝乱入〟して話題となった、2014年のフジ系「笑っていいとも!」最終回を振り返った。

 当時の様子を改めて聞かれた石橋は「順番でこういう風にって出ていきますよ、っていう中で俺らと爆笑問題は全部終わった後に出てくれって言われたの」と告白。これは何の「忖度」なのか?と釈然としない気持ちのまま、楽屋で本番を見ていたという。

 石橋は「そしたら松本(人志)が何か言ったの。『とんねるずが来たら、ネットが荒れるから』つった、瞬間に『ん!?』とスイッチは入っちゃったんだよね。じゃあ行こうと。フジテレビに余計な忖度はやめようと。『よし』つってズボン履いて、ネクタイ締めて、パッて憲武の楽屋開けたら、憲武ももう(準備してた)。ああいう時って息が合うね」と回想。

〝乱入〟直前の様子を見ていた岡村隆史は石橋の顔つきを「殺人者のようだった」と指摘したそうで、「よっぽどカリカリしてたんだろうね」と苦笑いした。

 さらに石橋は「なんかちょっと『違うな』と思ってたんだよね。『今日はタモさん(タモリ)だよ』って。『タモさんの最終回だよ』っていうのをなんか忖度してるから、『だったら違うだろ』と思ってて。『呼ぶなよ、じゃあ』って思って」と当時の率直な気持ちを告白。その上でダウンタウンについて「誰と不仲とかそういうことではないんだよ。別にダウンタウンと誰と仲が悪いだの、へったくれだのということはないんだから。やたらと何か見つけて『不仲だ』って言うけど、何もないんだから。あれは変にフジテレビの誰かがそういう忖度をしたから、『何?』と思ってそれにキレてたというのが、(乱入の)ことの真相と言えば真相」と打ち明けた。