女優恒松祐里(23)が6日、初主演映画「きさらぎ駅」(永江二朗監督、6月3日公開)の完成披露試写会を都内で行った。

ネット掲示板に投稿された都市伝説をもとにしたファンタジックホラー。恒松は「ただ怖いだけじゃなく、自分が駅にいるんじゃないかという気持ちになれる体感型ホラー作品。見終わると、テーマパークから帰る時のような爽快感を感じられると思う」と話した。

「22歳までに初主演したいとひそかに考えていた」という夢が、この作品でかなったという。「撮影のスタートが23歳になる2日前で、ギリギリかないました」。誕生日は、ロケ地である駅で迎えた。「新浜松駅のホームの電車内で、スタッフさんたちにホールケーキでお祝いしていただいた。電車とホールケーキって多分、生涯見ることのない光景だと思うので、印象的な誕生日になりました」。

異世界のキーパーソンを演じた本田望結(17)は「ホラー映画ですが、『怖い』の次にポイントになるのが、人間が追い込まれた時の裏の顔。最後は衝撃の展開がまっているので気を抜かずに」とアピール。ギャル役を演じた莉子(19)は「私はギャルだと、自分に言い聞かせて頑張った」と笑った。そんな出演者たちに佐藤は「本田さんはめっちゃ寒い時もミニスカートの制服で、若いってすごいなと思った。みんなアクションも動けてすごい」と母親目線で語っていた。