ソフトバンクが7日のロッテ戦(ZOZOマリン)に16―0で快勝。20安打の猛攻でロッテ投手陣を粉砕し、5連勝を飾った。

 初回に三森の先頭打者アーチに始まり、3回までに5点を奪い相手先発・石川をKO。9回にも主砲・柳田の一発が飛び出すなど、7連打を浴びせる打者12人の攻撃で一挙8点を奪った。

 ここまで今季のパ・リーグは4球団がチーム防御率2点台を誇っている。逆にチーム打率は2割2分7厘の日本ハムがリーグ3位と「投高打低」の傾向が強い。その中でソフトバンクのチーム打率は2割7分3厘と抜きんでた数字となっている。

 前カードのオリックス戦から、相手先発に好投手が続いている中での5連勝。藤本監督は「早い回に点が入れば、勝ちゲームの投手も出てこないわけだからね。打つほう、みんなよく打ちましたよ」と満足顔だった。