回転ずしチェーン「スシロー」などを経営する「FOOD&LIFE COMPANIES」の事業戦略発表会が9日、都内で行われ、俳優・草なぎ剛(47)がゲスト出演した。

 草なぎが出演する映画「サバカン SABAKAN」(8月19日公開)と「スシロー」がタイアップし、映画に登場する「サバ缶寿司」をコラボ商品として同店で展開することが決定。ステージ上でサバ缶寿司を食べた草彅は「この間、スシローの神楽坂店に行きましたけど、このサバ缶寿司が一番うまいと思う」と絶賛したが、これには同社の水留浩一社長も「ちょっと違うと思います」と苦笑いだった。

 この映画は、草なぎ主演で2020年に公開された「ミッドナイトスワン」に続き、所属事務所のCULENが製作。内容は1986年の長崎を舞台に少年たちの冒険を描いたもので、草なぎは「ノスタルジーあふれる作品で懐かしむことができて、忘れかけていたものを取り戻せるような映画です」と胸を張った。

 草なぎは昨年、NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演。来年には、1月にスタートするフジテレビ系の連続ドラマに主演すると言われている。

 芸能関係者は「大河では江戸幕府の最後の将軍である徳川慶喜を演じ、主役を圧倒するような圧倒的な演技を見せつけた。最近は俳優として、主役もわき役も関係なく、存在感があると評価が高い。来年1月の連続ドラマについては、『古巣であるジャニーズ事務所に忖度して、共演者選びに難航するのでは』などと報じられたが、たとえそんなことがあったとしても、今の草なぎさんには問題ないのでは」という。

 今後の活躍に注目だ。