イングランド・プレミアリーグの名門リバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネ(30)の代理人がドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと会談したと、英紙「デーリー・スター」など複数のメディアが報じた。

 同紙によると、マネの代理人ハサン・サリハミジッチは所属するリバプールがエジプト代表FWモハメド・サラーとの契約更新を優先していることやマネの新契約についてのコミュニケーション不足に不満を募らせているため、Bミュンヘンと今夏の移籍について話し合ったという。

 マネはサラーと同じように2023年6月末でリバプールとの契約が満了する。しかしサラーとの契約交渉が難航しているクラブ側は、マネとの交渉を後回し。同紙は「代理人は腹を立てた」とし「今シーズン後、センセーショナルにリバプールを離れる可能性がある」と指摘し、すでにBミュンヘン以外のクラブからも獲得オファーがあると伝えている。

 一方のBミュンヘンもエースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキにスペイン1部バルセロナ移籍が浮上していることもあり、マネの獲得に興味津々。各クラブや選手の思惑が交錯している中、今夏の動向が注目されそうだ。