これぞ対抗戦だ! サイバーファイトに属する4団体による合同興行「サイバーファイトフェスティバル2022」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)の全カード発表会見が行われ、DDTの佐々木大輔(36)と対戦するノアの拳王(37)が大立ち回りを見せた。

 会見に試合のコスチュームで臨んだ拳王は、冒頭からピリピリムード。ビールを片手にしたスタイルの佐々木を「一言言ってやるぞ。会見にビールって、メチャクチャ、スベってるからな」と、バッサリ切り捨てる。

 さらに佐々木から「拳王は自分のプロレスに自信を持っていて、ノアのプロレスに自信を持っていて、さぞかしすごいプロレスをしてくれるんだと思っている。佐々木大輔を拳王のプロレスで楽しませてくれ」と挑発されると、拳王は自身がサイバーファイト内で冷遇されていると主張。その上で「俺はサイバーファイトフェスの広告塔だ! もう戦いは始まってるんだよ!」と叫び佐々木に襲い掛かった。

 強烈な蹴りで吹っ飛ばしてからのフロントネックロックで虫の息にして、テーブルからのフットスタンプを敢行。最後は自らの脚に火をつけてから顔面を蹴りぬき、佐々木をKOして去っていった。ノアとDDTが誇るカリスマ対決は、早くも不穏な空気が漂い始めた。