AKB48の向井地美音(24)がキャプテンを務める新チームA「重力シンパシー」公演が11日、東京・秋葉原にある専用劇場で初日を迎えた。

 初日公演前には向井地、最新シングル「元カレです」(18日発売)でセンターを務める本田仁美(20)、千葉恵里(18)ら8人が報道陣の取材に応じた。

 本田は「今回の公演はみんなで時間をかけて準備して。私も初めて話す先輩方と後輩の子もいたけど、仲も深められた。いいチームになっていくんじゃないかなと思います」と告白。「レッスンで気になったところを話してもいいのかなと思ったんですけど、みんながレッスンにも意欲的に取り組んでいる。みんなで良いものを作ろうと思いがあったので、このチームはもっともっと成長していけるなと思いましたし、私自身もまだまだ未熟ですけど、もっともっとブラッシュアップしていい公演を作っていきたい」と意気込んだ。

 本田は昨年4月まで2年半、AKBの活動を休止し、日韓ガールズグループ・IZ*ONEのメンバーとして活躍。異国の地の経験から、各メンバーのダンスなどの動きを細かく監視するなど「本田警察」と呼ばれるプロ意識を発揮してきた。

 本田に“一番捕まった”込山榛香(23)は「すごく優しく教えてくれた。本当に自分が間違えてることに気づいてないところもひぃちゃん(本田)が見つけてくれてありがたかったです」と感謝すると、本田は「え~よかったです」と笑顔を見せた。

 さらに、向井地は「ひぃちゃんも言っていたように、振りを揃えたりパフォーマンスをよくしていくことに集中して頑張れるメンバーが揃っている。チームAが一番クオリティーの高い公演と言っていだけるように。過去最高に団結力があるチームAを見せていきたい」と意気込んだ。